村松時計製作所の創立者は、村松恵一。彼は、日本最初の時計商（明治26年創立）として他社では修理困難であった明治天皇ご愛用時計や宮殿内の修理を成し遂げた事から信頼を得て、皇室御用達時計店として大正2年銀座に進出しました。大正10年には懐中時計や置時計「プリンス」を製作。鉄道省の公用品としても採用され、海外にも多く輸出をしておりました。

創業時からより戦後まで宮内庁や公務用の時計制作に携わってきた銀座村松は知る人ぞ知る名門時計メーカーです。この「プリンス」置時計は、ホーンが印象的な目覚まし時計。大正時代に海外輸出用に製作されていた時計の復刻盤です。以前はねじまき式で生産されていましたが、電池式での復刻となりました。秒針の三日月やフェイスに入っている模様が当時の雰囲気を演出しており、レトロな風情を感じられるインテリア時計として優れたデザインになっています。

• サイズ：約幅105mm×奥行85mm×高さ170mm
• 素材：鉄、ガラス、ABS
• 重さ：約250g
• 精度：平均月差プラスマイナス30秒以内(常温の場合)
• 使用温度範囲：0度からプラス50度以内
• アラーム精度：5分以内
• 使用電池：単二マンガン乾電池
• 電池寿命：約1年
• 製造国：中国 (日本国産ムーブ使用)
• セット内容：時計本体・単二マンガン乾電池